2022 中央大学 法学部 通信教育課程 GUIDE BOOK
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14 レポート学習は、本課程での「授業」の役割を果たす学習の中心です。レポート課題は科目ごとに、授業科目単位1単位につき1課題設題されています。その課題に対する解答を、教科書を熟読し理解した後、参考文献なども使用しながら論述形式で作成します。レポートは、作成上のルールに沿ってパソコンなどで作成し、郵送で事務室に提出します。提出されたレポートは、本課程インストラクターによって添削評価されます。 一度、合格したレポート課題は卒業まで有効です。不合格の場合には、指導内容に沿って書き直し、再提出を行います。所定通数のレポート課題が合格するまで、レポート作成と提出を繰り返します。 所定のレポート課題すべてに合格することにより、科目試験の受験資格を得ることができます。科目試験に合格することで「授業科目単位」を修得できます。 通信教育部での学習は、いうまでもなく、レポートの提出・添削を主体としています。すなわち、提示される課題について、受講生が、テキストや参考資料を参照しつつ事例を規範に当てはめ、自分なりの解答を組み立てて文章化したものを、添削担当者が添削し、受講生はその添削内容を咀嚼して学習強化の糧とする。その繰り返しをもってレポート学習は成り立っているのですが、そこで強調しておきたいことは、その形態が、教授者と受講生相互のやりとりによって高い学習効果を生む双方向授業そのものであり、過去の事例を扱って問答を行う、いわゆる「ソクラテス・メソッド」の実践でもあるということです。   受講生の皆さん、教授陣、添削担当者との相互通信を介して学ぶ通信教育の学習の場へようこそ。どうぞ、法学の世界を楽しんでください。MESSAGE法学部只木 誠 教授本課程の学びの中心は「レポート学習」です。インストラクターによる添削指導により、確かな法的思考力だけでなく、日常生活の様々な場面で役立つ文章作成能力が養われます。レポート学習(通信授業)

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