法学部通信教育課程は、通学課程と同じく、「グローバルなリーガルマインド」を身に付けた人材を養成すべく、それを形成するのに必要な資質・能力として「基礎的な法的専門知識」と「新たな教養」を備えさせることを教育目標としています。そこで、法学部通信教育課程は、こうした教育目標に関心をもち、現代社会に何らかのかたちで参画しようと考えておられる方、あるいは、養成すべき人材像に共感し、備えさせるべき資質・能力を身に付けることの必要を感じておられる方の入学を大いに歓迎し、広く受け入れます。学びを始めるのに遅すぎるということはないのですから、法学部通信教育課程の設置趣旨にかんがみ、大学という高等教育機関における法学教育の門戸は広く開放されているべきであると考えるからです。一人でも多くの方が、法学部通信教育課程での学びを通して、「基礎的な法的専門知識」と「新たな教養」を備え、もって全人格的な資質としての「グローバルなリーガルマインド」を身に付け、現代社会の有為な一員として活躍されることを願っています。 高等学校を卒業していることなど、一定の入学資格要件を満たしていることは必要ですが、法学部通信教育課程の設置趣旨に照らして、それ以外に、学力試験を課すなどのことはしません。もっとも、そのこととは別に、入学以前の最終学歴に応じ、学修内容や学力水準を考慮できるようにして、既修得単位の換算を行い、2 年次または3 年次への編入学を広く認めます。これも同じく、設置趣旨に配慮してのことです。(2)入学前に修得しておくことが 望まれる学修内容・学力水準など(1)法学部通信教育課程の求める人材31入学者受け入れの方針 〔アドミッション・ポリシー〕1885明治18年● 英吉利法律学校創設● 校外生募集と『講義録』発行1889明治22年● 東京法学院と改称1905明治38年● 中央大学と改称1920大正9年● 大学令による設立認可1948昭和23年● 通信教育部創設1978昭和53年● 多摩キャンパス開校1949昭和24年● 新制大学設置認可1985昭和60年● キャンパス外スクーリング実施1998平成10年● 通信教育部創設50年2003平成15年● リアルタイムスクーリング開講2005平成17年● オンデマンドスクーリング開講沿革
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