2020 中央大学 法学部 通信教育課程 GUIDE BOOK
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 レポート作成は、通信教育課程での授業の役割を担う学習の中心です。1単位につき1課題の「レポート課題」が設題されており、教科書や参考文献を参照しながら課題に対する回答を論述形式で作成します。レポート学習教科書や参考文献を参照しながら課題について2000文字程度のレポートにまとめます。パソコン等でレポートを作成し、専用の提出用紙を用いて大学へ提出します(手書きでレポートを作成することも可能です)。レポートにはインストラクターの添削・指導が書きこまれ、AからEの5段階で評価のうえ返送されます。不合格となった場合は指導に沿ってレポートをあらためて作成し、再度提出します。レポート学習で、所定通数の課題に合格したら、科目試験を受験しましょう。 通信教育部での学習は、いうまでもなく、レポートの提出・添削を主体としています。提示される課題について、受講生が、テキストや参考資料を参照しつつ事例を規範に当てはめ、自分なりの解を組み立てて文章化したものを、添削担当者が添削して受講生に送り返し、受講生はその添削内容を咀嚼して学習強化の糧とする。その繰り返しをもってレポート学習は成り立っているのですが、そこで強調したいのは、その形態が、教授者と受講生相互のやりとりによって高い学習効果を生む双方向授業そのものであり、過去の事例を扱って問答を行う、いわゆる「ソクラテス・メソッド」の実践でもあるということです。 受講生の皆さん、教授陣、添削担当者との相互通信を介して学ぶ通信教育部の学習の世界へようこそ。これから始まる法学の世界を、楽しんでください。只木 誠 教授法学部01学習スタート04合 格02レポート作成提出03添削・評価不合格再作成・再提出学びのサイクルMESSAGEまずは教科書をじっくりと読むことが学習のスタート。内容などについてわからないことがある場合、書面で質問することができます。科目数をこなしていくうちに理解も深まります。16

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