2018 中央大学 法学部 通信教育課程 GUIDEBOOK
32/40
日常の診療では、患者数が一日100人を超えることもよくあります。診察時間が始まれば学習に充てる時間はなかなか取れず、自宅での学習も集中するのが難しいので、主に朝7時に出勤し、仕事開始前の1時間半を有効に利用しました。またあらかじめ年度初めにスクーリング日程を把握し、休暇をその日に合わせました。その結果、1科目を除き、他のすべての単位を夏期スクーリング、もしくは短期スクーリングで修得しました。スクーリングは最後の時限に試験があるので、疲労が強く集中力が落ちたときも何度かありました。とくに印象に残っている講義は、入学2年目に受講した只木先生の刑法総論の講義でした。まるで説法を聞いているような感覚で、法律に優しさを感じることのできる貴重な経験となりました。■医師という職業柄、両立には苦労されたと思いますが…?2017年3月卒業〈3年次編入学〉 千葉県在住東邦大学薬学部薬学科卒業後、杏林大学医学部医学科へ進学。卒業後、社会医療法人社団 千葉県勤労者医療協会 北部診療所勤務。現在、同診療所所長(医師・薬剤師)。診療所委員長、法人理事も務める。秋谷 弘樹 さん身につけた法律知識を、今後は医療の世界で生かしていきたい。卒業生インタビュー
元のページ
../index.html#32