2017 中央大学 法学部 通信教育課程 GUIDEBOOK
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「法科の中央」ならではの教員力授業は主に法学部・法科大学院の教員が担当。「法科の中央」ならではの授業を展開します。※各科目のスクーリング担当教員は、年度によって変更になる場合があります。中大通教の特徴04社会人として今後遭遇するであろう民法の諸問題に対応できる知識を身につける。民法1(総則)憲法民法は市民社会の生活を規律する基本法です。現代の社会は「契約社会」であり、民法の存在なくしては現代の社会生活を営むことはできません。民法1(総則)は、民法の中でも最も基本的な部分です。あらゆる法律の基本となるため、法律学を修得するためのスタートともなります。各種資格試験を目指す方や民法の知識を仕事で生かしたい方をはじめ、とくにそれらを目指していない方にも社会人として今後遭遇するであろう民法の諸問題に対応できる知識をしっかり身につけていただきたいと思います。社会に生じている数々の憲法問題に、自分なりの見解を導いていく。憲法にも他の法律科目と同様、憲法的なものの考え方があります。憲法というルールを定めることによって国家権力を制限し、それによって一人ひとりの自由や権利を保護する「近代立憲主義」の考え方が“憲法的思考”の背景にあります。講義では、この憲法的思考を身につけていただきます。憲法を①基礎理論、②統治(政治制度)、③人権保障という三つの項目に分け、具体的な事件や裁判例を交えながら豊かな憲法感覚を養い、学生が憲法問題について自分なりの答えを出せるようにしていきます。新潟県出身。1973年慶應義塾大学法学部卒業。1979年ミュンヘン大学法学博士。慶應義塾大学法学部・大学院法学研究科非常勤講師、千葉大学法経学部教授、筑波大学法科大学院長等を経て、2011年より本学法学部教授。専攻は民事法学。新井 誠 教授徳島県出身。1982年本学法学部卒業。1989年本学大学院法学研究科博士後期課程単位取得満期退学。高知県立高知女子大学文化学部教授等を経て、2004年より本学法学部教授。専攻は公法学。橋本 基弘 教授13

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